教室だより
そろばんが習熟していくと、検定試験や競技会に出る機会がどんどん増えていきます。
制限時間以内に、決められた問題数をこなして点数を競ったりその点数が合否に繋がりますので、早く問題を解くことは必須!
どうやれば早くなるのか!早くする技術がいにしえより伝えられています。
中級者以上には必要になってくる技術のその一端をご紹介。掛け算割り算で使います!
杉岡そろばんではもう一つ上のスキルの両落としを基本導入しています。
スキルレベル ★★★
そろばんの読み方はざっくりいうと、上の玉が5、下の玉が1で、列が桁です。
掛け算割り算では、真ん中に「最初の数字、左端に2番目の数字を置いて、計算」していきます。
例題の桁あれば置き切れますが
これが356,897×6,248など、桁数が上がればどうでしょうか?
置く範囲が足りなくなる+最初に置く手間もかなりかかり、上級の問題になると間に合いません。
手間と桁数を節約するために、2番目の数字を置かずに覚えてしまいましょう!
今まで2番目の数字を置いていた時間が丸々計算に使えます。
さらにもっと多い桁数を置ける余裕もできたので、難しい問題もかかってこいです!
そろばんの検定試験や競技会では100×10などの、2つの数字を掛け算したり割り算したりする問題しか出ません。
なので、2つ目の数字を覚えればそれだけでかなり早くなります!
杉岡そろばん教室では机には仕切りをし、大きな声を出さないなどのコロナ感染症対策を実施しております。
お手数ではございますが、入室される際はマスクの着用、アルコール消毒、検温のご協力をよろしくお願いいたします。