教室だより
「そろばんは昔のもの」「これからの時代そろばんは機会がないので無駄」と思われるもしれませんが
そろばんは左右の脳をバランスよく使うとても優れた習い事です。
習得した人間にしかわかりませんが、「数字をイメージで捉える」という境地は素晴らしいものです。
指先を繊細に使う動きをしながら、パチパチと規則的になる音の中で集中して行動する。
聴覚で得た情報は側頭葉から左右の膿が刺激されることがわかっています。
さらに難しいことをするよりも、シンプルな行動の反復が脳へ効果的な刺激を与えることも立証されています。
先生が前で読み上げた数字を計算していく「読み上げ算」、それを暗算で計算する「読み上げ暗算」があります。
聴覚情報で脳を刺激し、さらに追いつかない場合は前の数字も覚えていなければ計算できないので、「短期記憶」を司る
「海馬」にもかなり刺激が与えられます。
東京大学の新聞社が現役東大生、東大院生360人に対して、小学生時代にしていた習い事に関する独自のアンケート調査を行ったところ下記のような結果がありました。
理解力や脳の土台作りに一役買っているみたいですね!
通常の計算は左脳で行いますが、そろばんの上級者になると処理が右脳に移動するのです。
これは数字を論理でなくイメージで捉えることができているということです。
両方の脳で情報処理ができるようになる事で処理能力が格段に違ってきます。
1級までいくとほぼ100%の人が「そろばんの玉」をイメージできています。
ある医学部ではクラスの半分が、そろばん1級取得者だった時期もあるようです。
杉岡そろばん教室では机には仕切りをし、大きな声を出さないなどのコロナ感染症対策を実施しております。
お手数ではございますが、入室される際はマスクの着用、アルコール消毒、検温のご協力をよろしくお願いいたします。